九谷陶土 二股製土所見学印象記

2024年小松市gembaプロジェクトにて、見学したので
PDFでまとめます。

GEMBAモノヅクリエキスポ2023 にて、九谷焼の原料となる粘土を作っている二股製土所を見学してきました。
https://activityjapan.com/publish/plan/51053

目的、見学理由
・自分は、会社時代、土木の土質改良に携わったことがあり、採石山もよく行った。それで、陶石はどう言うもので、どうやって製品化しているか興味があった。
・小松市は石の文化を注目している。その一つの陶石について知りたいと思った。
・なお、昨年GEMBAにて滝ヶ原石切場の見学と小松瓦工場を見学して面白かった。
内容
あまり前勉強せず参加した。終わってから整理しようとネットで調べると二股製土所のサイトで、工程を詳しく情報発信していることがわかり、前もってみておけばよかったと思った。
https://futamataseido.jimdofree.com

ここでは、見学したことと、そのあと調べたことや、そこから推定したことを混ぜて、印象を書きます。
・陶芸の粘土になるから、原料は粘土の塊となんとなく思っていたが、陶石は石だった。砕けた原料は砂に近い。でも濡れると表面は粘つくので乾燥させたものを原料にしている。

・花坂陶石というが、別の場所で取れる材料(岐阜やニュージーランドから取り寄せた材料)なども混ぜて、さらに品質を向上しているらしい。
・二股陶土は、粘り気があり、整形しやすく、整形しても崩れにくく、陶芸家の間で人気があると聞いた。これが九谷焼をささえている。これは、製品の結晶の粒が適度に角張っているからと聞いたが、結晶が吸着水を取り込みやすい構造なのではないかと思った。
・水樋(スイヒ)という方法で、陶土を作る。横を流れる綺麗な川の水を工場内に引きやっている。原料の半分くらいが陶土になるらしいが、それ以外の材料をどう処理しているかは、わからなかった(聞き漏らした?)。産業廃棄物なら水を含むと汚泥になり大変だが、自然のものだからきっと有価物としてどこかで使えそうと思った。
・採石山では石を洗った水を凝集剤を添加し凝集して、脱水プレスで塊にして処分している。(産業廃棄物になり処理に困っている)
ここでは、脱水プレス(フィルタプレス)で水樋したドロ水から、水を搾り出し、陶土をを作っている。
・脱水プレスにかける前に、ドロ水から磁石で鉄分(砂鉄)を取り除いている。かなりの量になるらしい。取れた砂鉄はどうしているのだろう。
・陶土は、流紋岩が地中で、水にふれて、変質する。地中では高圧で、水は300℃くらいの高温になる。Ca,Cu,Feなどが溶失し、成分が白い柔らかい粘土成分の石に変質する。これが陶石である。
最近、小松の尾小屋銅山資料館見学し、小松の銅山は、地下で銅が熱水に溶け地上で鉱床になった熱水鉱床だと聞いたが、それとなんか似ていると感じた。




あまりまとまりの無いことを、並べただけの印象ですが、とりあえず以上です。
見学に対応いただいた二股製土所さんありがとうございます。あまり九谷焼、陶芸と関係ない印象ですみません。

トップへ